衆院解散 有権者の声
景気対策進めて/実行力で選択
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| 衆院解散のニュースに見入る人たち=岡山市北区柳町、山陽新聞社「さん太ビジョン」 |
衆院が解散された21日、岡山、広島、香川県の有権者からは、解散時期や景気対策で政府・与党に対する批判の声が上がる一方、「政権選択」の“8・30決戦”に期待がにじんだ。
景気・雇用対策、医療・福祉や教育の充実―など、今の国政の信を問う解散・総選挙。任期満了(9月10日)まで2カ月を切っての解散に、高松市の商店街で地方公務員内海里栄子さん(43)=丸亀市綾歌町=は「自民のごたごた劇が続き、解散は遅すぎた」と強調した。
景気対策について、岡山・表町商店街の眼鏡店従業員水野真行さん(51)=岡山市北区御津宇垣=は「政府は定額給付金を配ったが、国の借金を増やしただけで商店街の人通りはさっぱり。若い世代にしわ寄せがいき、政治離れは一層深刻」と言い、就職先が最近決まった岡山大4年柴田千尋さん(21)=玉野市八浜町波知=は「景気悪化を就職活動で痛感した。就職先が未定の友達も多い」と雇用の確保、安定を訴えた。
暮らしの安全を願う声も強く、「高校、中学生の子どもがいるので教育、福祉に関する施策を充実させてほしい」と自営業小橋知子さん(49)=倉敷市阿知=は期待。中山間地域の岡山県鏡野町富東谷で暮らす山崎恵子さん(62)は「過疎、高齢化で将来が怖い。農林業を大切にし、若者を呼び込む仕組みをつくって」と願う。
選挙戦は自民と民主の二大政党対決となる。
「与野党の揚げ足取りに興味はない。各党のマニフェストをしっかり読み込んで投票したい」と津山市で靴店を営む細川元也さん(36)=同市京町。倉敷市の衣料生地店経営田中勉さん(62)=同市粒浦=は「各党は候補者名の連呼だけでなく、日本の将来を見据えた政策論争を展開してほしい」と注文し、会社員西浦保行さん(31)=福山市新涯町=は「選挙には必ず行く。政策を実行する能力のある候補や政党を選びたい」と話した。
次期政権について、言語聴覚士森谷貴子さん(34)=岡山市南区松浜町=は「自民政権が長く続き政治に閉塞感があった。政権交代は必要だと思う」とばっさり。会社員藤原哲男さん(45)=同北区津高=は「政権交代の流れを感じるが、民主に政権担当能力があるのか心配。自民にもう一度頑張ってほしいという思いもある」と語った。
・衆院選 各党談話(9/1)
・民主大攻勢 自民耐える(8/31)
・投票率68.57% 岡山県内(8/31)
・期日前投票20万3608人(8/30)
・19候補が最後の訴え 県内5小選挙区(8/29)












